2026/06/20 16:06

ご縁をいただき、福岡市城南区 梅林山 菩提寺様の本堂および法事会館に、
作品を納めさせていただきました(2024年11月)。
空間の中で作品がどのように存在し、どのように響き合うのか。
あらためて深く感じる機会となりました。

 

本堂では、静けさと光に包まれた空間の中で、
作品、「蓮の音」がまるで光の一部のように溶け込み、
厳かに存在していました。
そこにあったライトの位置も作品と呼応し、
作品は置かれる場所によって新しい表情を見せてくれるものだと、
強く感じた瞬間でした。

 

 

法事会館に納めさせていただいた作品
「蓮の夢ーハ変幻ー」は、
蓮の美しさや、花と葉の個性を
色と線で表現した作品です。

 

アクリル絵の具を用い、
複数のキャンバスで構成された画面に、
和の色彩を何層にも重ねながら描いています。
特注の額も含めて制作することで、
ひとつの“空間としての作品”を意識しました。

 

また別のお部屋では、
川を渡る象の親子を中心に描いた作品「渡る」と、
水の流れや蓮の群れを表現した作品「縁起」が
組み合わされて展示されています。

 

異なるふたつのテーマの作品が、
ご住職様のご提案により
ひとつの景色として重なり合い、
新しい表情を生み出していました。

 

行くべき場所で、在るべき姿に。
作品は、
私の想像を超えた形で広がり、
新しい役割を持っていきます。

心を込めて描いたものが、
それを受け止めてくださる方や場所と出会い、
さらに活きていくこと。
このような機会と環境を与えていただけたことに、
感謝の気持ちでいっぱいです。